太高×太女探究合同発表会【令和7年3月11日】
3/11(火)の5、6時間目に、総合的な探究の授業の一環として、太田女子高校と合同で探究合同発表会を行いました。両校とも半分の生徒が相手校に行き、1・2年生とも各クラス4~5人で1つのグループを複数作り、発表しました。
太田高校の1年生は『2年次に探究するテーマとその設定理由、考えているフィールドワーク先』、
太田高校の2年生は『探究テーマ(創造したい理想の社会)に関する最終発表』、
について発表しました。
最初は緊張した様子でしたが、アイスブレイクを行うことによりすぐにうちとけました。お互いの探究成果について発表・意見交換をすることで、視野を広げる機会となりました。
発 表 の 様 子
【発表テーマ(抜粋)】
<1年生>
「不登校ゼロの社会」「地方で車を持っていなくても自由に移動できる社会」「AIを使い人が120%の能力を発揮できる社会」「負担の少ない癌治療が受けられる社会」「ITが高齢者を救う社会」「資源が枯渇してもエネルギーを生み出せる社会」「過疎地域が存在しない社会」
<2年生>
「交通事故によるケガや死亡ゼロの社会」「空き家が減少する社会」「自然災害の被害がなくなる社会」
「休暇を多くとることができる社会」「冤罪のない社会」「無花粉スギの普及で花粉症の人たちを救える社会」「スマホ依存によって苦しむ人がいなくなる社会」「昆虫食が普及する社会」「3Dプリンター住宅が普及する社会」「無医村、無医地域がなくなる社会」「被災地に適切な医療が行き届く社会を創造する」
【生徒の感想(抜粋)】
・自分の探究テーマは、情報収集の段階で男女の意見に大きな違いがあったため、2月の校内発表で男性の意見を、今日は太女生から女性の意見を聞けたので、この後より深い考察ができると感じた。
・スライドの作り方や探究へのアプローチの仕方が異なっていたので、新たな視点を得ることができた。
・普段なかなか聞けない女子の意見や発表について聞けて学びになることなどがたくさんあった。
・初対面の人と発表会をする機会はめったにないので、とても貴重な経験ができた。
・自分の発表内容はまだ改善の余地があると思い知った。
気温も低く、朝から雨となってしまいましたが、来賓の方々や保護者の皆様、在校生、教職員に見守られながら、盛大に卒業証書授与式が行われました。これからの新たな舞台での卒業生の活躍を祈ります。
校長先生からは、卒業生に向けて、「若者らしい礼儀正しさと謙虚さを大切にして、これからも頑張っていって欲しい。」とメッセージが送られました。
卒業生入場 卒業生呼名
校長式辞 来賓祝辞
卒業生退場 3学年団による保護者への挨拶
1年生が2年生に対して①来年度実施する個人探究のテーマ②テーマ設定の理由③来年度実施する予定のフィールドワークについて発表を行いました。2年生は、1年間実施してきた探究活動をふまえて、1年生に積極的にフィードバックを行いました。
2年生2名+1年生2名の計4名を1グループとして、1年生は6分を目安に、2年生2人程度に対して複数回発表しました。
発 表 の 様 子 2年生から1年生へのフィードバックシート
生徒の感想(抜粋)
1年生
・2年次に行うフィールドワークについて、自分では思いつかなかった候補先を提案してもらえた。
・フィールドワーク後にもう一度、課題設定・情報収集・整理分析を行うことが大切であることを学んだ。
2年生
・自分自身の経験を活かしたアドバイスができた。また探究の意義について後輩に伝えられてよかった。
・1年生が自分とは違う視点から物事を捉えており、自分自身が視野を広げることができた。
・1年生の発表のクオリティが自分の時より高く、わかりやすく、ワクワクする内容であった。
アーチェリー部、卓球部の全国大会に出場する生徒の健闘を祈念して、壮行会が行われました。
校長先生より激励の言葉 生徒会長より激励の言葉
生徒による決意表明 吹奏楽委員会、應援團委員会、全校生徒による激励
「残りの1ヶ月を大切にし、ベスト16以上を目指したい」(アーチェリー部)
「日頃の練習を大切にして、頑張りたい」(卓球部)
※アーチェリー部は3月26日(水)から28日(金)静岡県掛川市にて、卓球部は3月20日(木)から23日(日)岡山県岡山市にて
競技に参加してきます。
2年生は、「1年間の個人探究成果の発表」を、1年生は、「2年次で行う個人探究のイメージを持つこと」を目的に実施しました。1・2年生が28会場(各会場1年生10名・2年生10名)に分かれ、プレゼンテーション形式で実施しました。
発 表 の 様 子 1年生の記録用紙
生徒の感想(抜粋)
1年生
・先輩の創造する社会がすごく理解しやすくその社会にするための対策がしっかりしていてこれからじぶんの社会を考えるうえでの貴重なヒントになった。また、方向性が違う社会でも魅力的で面白かった。
・自分の仮説があっていなくても多くの視点から物事を見て少しでも自分ができることは何か考えることが大切だと分かった。
・発表後の質問を聞いて、自分では想像していなかったユニークな質問がされていて、実際自分がその質問をされていたら答えられていなかったと思う。スライドや発表原稿を作るときはいろいろな視点から考えたい。
・2年生の発表はどれも具体性があり、そのテーマを選んだ理由などが根拠に基づいていて、これから自分たちがプレゼンをしていく上でのヒントになった。
自分の個人探究テーマとは違う発表では視野を広げることができた。
・スライドの作り方、フィールドワークの仕方など、これから個人探究をする中で大切なことをたくさん学ぶことができた。
2年生
・自分の創造したい社会自体をそもそも望んでいない人がいることをフィードバックで知ったので、そういう人に自分の考えを賛成とはいかずともどう理解してもらえるかを考え直す機会になった。
・普段の授業ではみんなの前に出て自分の調べたことを発表するような機会がなかったので緊張したが、周りの人の発表を聞いて、自分の発表の仕方やスライドに関しての反省点が見つかり大変勉強になりました。
・スライドの発表をしたことで、自分に足りないことや良かったことに気づくことができた。
・発表後に聴衆から受けた質問は自分が考えていなかった内容で、上手く返答することができなかったので、今後さらに探究を深めていきたいと思いました。
・自分が作りたい社会について、自分の視点とは違うところから物事を見ている人が多く、自分の世界を広げられた。
・発表前は非常に緊張したが、発表が始まると緊張せずに最善を尽くせた。また、将来プレゼンをする際に今日のプレゼンが良い経験となった。
「SAH協力校」になりました。