群馬大学ウクライナ学生等による講演会 【令和6年11月13日】
群馬大学のウクライナ学生のマリア先生とグローバルイニシアチブセンター非常勤研究員のアデリナ先生をお招きして、『 我が故郷ウクライナ:戦争が変えた風景と人々の暮らし 』という演題でご講演をいただきました。
昨今のウクライナ情勢等を映像を交えて、英語でご講演をしていただきました。
ウクライナの現状について、与えられる情報を受け取るだけではなく、自ら情報収集をしていくことが平和への第一歩となることを学びました。
講演の様子 生徒のメモ スライドの一部
生徒の感想(抜粋)
・戦争に勝者は居ないという言葉が強く印象に残った。どんな理由であれ、武力を行使して問題を解決しようとするのは間違っているし、今すぐに戦争をやめなくてはいけないと思った。
・ウクライナの現状やウクライナにおける世界の変化を実感し、戦争の悲惨さと戦争が起きてはいけないということを改めて思いました
・写真やデータを用いて説明していただき、現実に起きていることを再認識する機会になった。今日知ったことを周りの人に伝えていきたいと思った。
・2年半以上経った現在でも、想像以上にウクライナは悲惨な状況であり、日本は戦後79年経過したとはいえ、全く他人事ではないと感じた。
・最近ロシアとウクライナとの戦争について、あまりニュースで報道されなくなったために、自分としては戦争は落ち着いてきたのかなと考えていたが、講演を通して、現在もリアルタイムで侵略されていること、状況としては悪化の一途をたどっているということを知り、少し恐怖を感じた。また、実際につらい経験をされているにも関わらず、今回講演をしてくれた二人に感謝の気持でいっぱいになっている。
・一番印象に残っているのが、講演をしたウクライナの学生の方が、自分の国の現状を伝えることは心が苦しくなるが、講演をすることが自分が国のためにできることだ、とおっしゃったことです。今まで自分は講演は一方的に依頼をして行っていると思っていました。しかし、このような講演を行うことでこれからを担う太田高校生に現状を知ってもらい、これからの社会をより良くしてほしいと思っていると聞き、講演を行う方もただ情報を伝えるだけでなくて、自分の願いや思いを込めて講演を行っていたため、自分の心に留めておこうと思えるとても価値のある時間を過ごせました。
1年生 企業研究所訪問研修 【令和6年10月16日】
10月16日(水)に、1年生が企業研究所訪問研修を実施しました。
「21世紀の担い手」として今後の社会をリードする人材となるため、21世紀における持続可能な企業・仕事のあり方を探究しました。訪問先では、見学や施設案内、インタビュー(経営者、社員)、就業体験等を行いました。100社を超える企業・研究所にご協力いただきました。
(株)SUBARU様に訪問した生徒 前橋地方裁判所での研修の様子(株)花王様でのインタビューの様子
生徒の感想(抜粋)
・ネットで調べるだけではわからない企業の詳細や、目指している企業像など、直接聞かないと知ることができないないようなことを知ることができてよかったです。それに加えて、自分が用意していた質問から話がどんどん広がり、貴重な話をたくさん聞くことができたので、質問をたくさん考えておいてよかったと思いました。
・入念に質問などの準備をしないとせっかくの機会が台無しになってしまうと思った。
・職業への理解度が高くなり、より自分の職業にしたいと思いました。
・実際に訪問させて頂いて、企業としての在り方に加えて人としての在り方や考えなども学べたので非常に有意義な時間となりました。
・新たな発見や学びがあったので企業訪問をしてよかったと率直に思っている
・訪問先は自分が興味ある分野ではなかったが、自分の興味ある分野とそうでない分野も実は融合できるのではないかという新しい視点を見つけることができた。この経験を生かして今後、過ごしていきたい
・自分が想像していた仕事内容や理念の遥か上をいくようなことばかりで、社会の一員となる責任の大きさや、その裏にある達成感があることを知り驚きました。
・初めは、企業とのアポ取り・連絡が大変で、やらなければよかったなと思うこともあったが、少しずつ企業の方々と話せるようになったり、自分の疑問を相手にぶつけることができたり、実際に企業訪問を終えたときには、達成感を得ることができた。また、企業訪問を行って、自分のコミュニケーション能力やきちんと準備する能力が上達したと実感できた。初めての取り組みでとても緊張したが、やってよかったなと思うことができた。
個人探究中間発表会(2年) 【令和6年10月2日】
2年生は「フィールドワークの経験を踏まえた探究過程を1年生に伝えること」を、1年生は「2年次で行う探究・フィールドワークのイメージをもつこと」を目的に実施しました。
2年生2名+1年生2名の計4名を1グループとして、2年生は4分を目安に、1年生2人に対してグループを換えながら複数回発表しました。
発 表 の 様 子 生徒がメモをしている様子
生徒の感想(抜粋)
1年生
・先輩の発表を聞いたことで、来年自分がどのようにして探究・フィールドワークを進めていくかをイメージすることができた。
・探究活動が進路実現につながることがよく分かった。
・先輩の行動力や発表のクオリティの高さに感動した。
2年生
・1年生からの質の高いフィードバックにより、自分の探究に不足している点に気付くことができた。
・1年生からの質問により、自分の探究を深める新たな視点を発見できたので、マイプロジェクトアワードに向けてもう一度PDCAサイクルを回したい。
・1年生が発表を熱心に聞いてくれていたので、達成感を得られた。
2年生 フィールドワーク 【令和6年7~8月(夏休み)】
夏休み中に、本校2年生が「総合的な探究の時間」の授業の一環でフィールドワーク(以下FW)を行いました。生徒それぞれが「自らが創造したい社会の実現のための仮説」という視点で個人テーマを設定し、その分野のスペシャリストの元へ訪れる企画です。200カ所以上のFW先(一般企業、大学、研究機関、公的機関、個人の方等)に協力をして頂きました。お忙しい中、本校の教育活動にご協力して頂いた方々へ、あらためて感謝申し上げます。
【FWの様子(抜粋)】
東北大学災害科学国際研究所 様 (株)スポーツクリエーション岐阜 様 大泉町役場 様
株式会社おおた電力 様 群馬県教育委員会健康体育課学校体育係 様
【生徒の感想(抜粋)】
柘植 健孜 君 FW先 クラスター株式会社様
「総合的な探究の時間」という授業の一環で、自分の探究テーマ(自分がめちゃくちゃ興味があること)について調べるなかで、自分が心からやりたい・知りたいことを自由に深く掘り下げることがこんなに楽しいんだなと感じました。あと、このことは将来のためにも役立つと思います。
FW当日、企業の方にインタビューをするために、事前に先方の社長の著書を熟読し、自分の探究テーマについてのネット記事から情報を集め、自分のプロポーザル(仮説)をより具体的に整理するなど、今までにないほど事前の勉強や、自分の意見・考えの作成に時間をかけ、万全の準備をしてFWを実施することができました。また、社会で活動する大人と関わることで、目上の人との失礼のない接し方や、商品開発の裏側など、普段知ることができない「社会で働く」ことの大変さを知ることができました。
天笠 滉斗 君 FW先 東北大学災害科学国際研究所 災害科学研究部門様
フィールドワークが始まるまでとても緊張していたけど始まってからはあまり緊張せず、終わった後は達成感を感じられた。自分は災害医療について並々ならぬ興味があり、将来の仕事にするかもしれないことなので意欲を持って、仙台までの費用を準備したり、事前学習に励むことができた。
荻原 健太 君 FW先 公益財団法人脳血管研究所美原記念病院様
自分は探究テーマとして、志望する進路の分野とかけ離れているわけでもなく、全く同じでもないところを選びました。 高校を卒業して自分の行きたい分野に進めば好きなだけ深めることはできるので、全く違う興味のある分野について探究するのもいいのではと思いました。自分のFWでは自分の探究テーマについての知識はもちろん、なりたい職業についても理解を深めることができました。この経験をモチベーションにして希望の進路を実現できるように、学習に取り組んでいきたいと思います。
学校公開 【令和6年9月14日(土)】
中学生とその保護者、及び本校在校生保護者を対象として、学校公開を実施しました。2時間目から4時間目は授業や休み時間の様子を、放課後は各部活動の様子を公開しました。また、在校生による「施設見学会」も行われました。
たくさんのご来校をいただき、ありがとうございました。
【参加した中学生の感想】
・「現在、私が通っている中学校の雰囲気と変わらず馴染みやすいと思った。」
・「在校生がたまに声を上げて笑っていたところを見て、授業も楽しいのかなと思った。教科書が小さいなと思った。」
・「先生と生徒がコミュニケーションを取りながら授業をすすめている姿が印象的でした。」
・「学校の雰囲気がわかり、さらに勉強を頑張って太高の生徒になりたいと思いました。」
・「挨拶をしてくれて嬉しかった。真似をしたい。」
「SAH協力校」になりました。