☆2学年探究活動におけるフィールドワークについて ☆
☆1学年探究活動における企業研究所訪問研修(実施日:10月16日【水】)について ☆
ご協力いただける企業・研究所 様へ(依頼)New ご協力お願いいたします。
「総合的な探究の時間」について
■「総合的な探究の時間」で、何を行うのか?
太田高校の基本理念の一つに、「21世紀の担い手としての、知・徳・体の調和のとれた人間の育成」があります。「総合的な探究の時間」では3年間を通して、みなさんが担い手となっている時代=「21世紀社会」を「創造社会」と定義し、その中で豊かに生きていくために「0から1を想像し、1から10を創造」してもらいます。なぜ想像が0から1なのか?それは、無形からスタートするからです。では、創造は1から10なのか?それは、想像したものを創造するためにはたくさんの要素が必要となるからです。
みなさんには、探究の見方・考え方を働かせて、『あなたが創造したいと願う社会』の実現を目指してもらいます。その上で、まずはひとり一人が社会活動を経験・体験して社会の現状を実感してもらいたいと思います。そして、創造社会の実現に近づける中で、課題(問い)を発見し解決してもらいます。課題は無数にあるはずです。また、課題の捉え方は人それぞれ異なるでしょう。そして、その課題の答え(解決方法)も無数にあることでしょう。創造社会への道は、生徒のみなさんの人数分あるのです。
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■探究的な学びで取り組んで欲しい姿勢
探究的な学びとは、「自分なりの問いを立て、自分なりの方法で、自分なりの答えを見出していく=自ら学びを創り出せる」学習です。具体的に説明すると、「問いを立てる=課題の設定」、「方法=仮説・情報取集」、「答えを見出す=検証・分析」であり、この順序で疑問を解明していくことが探究の1サイクルとなります。自ら考えた問いの検証や分析から『新たな問い』を見出し、次の探究のサイクルへと進む。この探究のサイクルを繰り返し行うことで、学びを深めていくことになります。
その探究のサイクルの過程で実践して欲しいことに、①協働して学び合うこと。②社会とのかかわりをもつこと。③情報の収集やプレゼンテーションなどでICT機器を活用すること。④データや資料を活用すること。があります。探究の時間では、自分ひとりで完結するのではなく、多様な人と協働したり、専門家の方に助言を頂いたり、自分の考えを周囲に知ってもらうために誰でも分かる説明や資料を準備することなどを意識して取り組んでください。
「総合的な探究の時間」では、定期的に発表やレポートや論文・スライドの作成を行います。校内での発表も重要なことですが、同窓生への発表にとどまらずに外部の発表会や大会に参加してみましょう。機会があれば、自分の考えや活動の成果を世界へ発信するチャレンジをしてください。
そして、みなさんには『学び続ける人』であり続けて欲しいと願っています。