太田高校應援團(おうえんだん)による歳末助け合い募金活動 【令和5年12月20日~12月21日】
本校の應援團団員5名が、12月20・21日に、校内と東武鉄道太田駅入り口周辺で、歳末助け合い募金活動を行いました。
コロナ禍による自粛のため4年ぶりとなった校外での募金活動は、団員5名とも初めての経験。緊張しながら行いましたが、多くの地域の方々にご協力いただき、人が助け合う温かさを間近で触れることができました。
集まった募金は、太田市福祉協議会に寄付する予定です。ご協力いただきました地域の皆様、太田高校の生徒と教職員の方々、誠にありがとうございました。
令和5年度群馬県高校生科学コンテスト 【令和5年11月11日~12月9日】
本校2年生8名(佐藤大照くん、青木翔吾くん、山元拓真くん、VIDAL MALACHIくん、菅原蒼真くん、桐仁之介くん、車崎洸太くん、髙橋アプリアナくん)で、令和5年度 群馬県高校生科学コンテストに参加しました。
このコンテストは、群馬県内の科学好きな生徒等が集い、競い合うことを通して科学の楽しさを知り、科学的な知識・技能を積極的に活用する能力や態度を養うことを目的としています。また、同時に科学の甲子園全国大会の群馬県予選として実施されています。
今年度、群馬県では12校の高校が参加し、群馬県総合教育センターで、11月11日(土曜日)に筆記競技、12月9日(土曜日)に実技競技が行われました。
本校の結果は、筆記競技1位、実技競技4位、総合3位という結果でした。全国大会は逃しましたが、本校では過去最高の結果を残すことができました。
以下、生徒の感想(抜粋)です。
・大会本番までに色々試行錯誤したが、実技競技で他の高校には一歩及ばなかった。内容的には僅差で負けてしまったので悔しい所もあるが、大会本番までみんなで頑張れて良かったと思う。
・全国へ行けず悔しい気持ちもあるが、筆記試験や実技に向けての準備が楽しかった。このメンバーでなければ、総合3位を取れなかったと思う。本当にありがとう。
・実技競技では、どの高校も個性的な装置を作っていて、素直にすごいと思った。結果はとても悔しいものになってしまったが、みんなと協力して一つの課題にチャレンジしていくのは良い経験になったと思う。
12月1日(金)に,2学期中に行われた各種競技等で優秀な成績を収めた太田高生への表彰伝達式がおこなわれました。本校の教育目標である『文武両道』を体現された17名の生徒に大きな拍手が送られ、会場に響き渡りました。
続いて、表彰を受けたこの素晴らしい成果と共に、関東大会出場の切符を勝ち取ったバドミントン部と硬式テニス部の壮行会がおこなわれました。バドミントン部からは個人戦1名、硬式テニスからは団体戦に出場する選手が壇上に上がり、教頭先生より「また新たな太田高の歴史を作って欲しい」と激励の言葉をいただきました。バドミントン部(栗原君2年)からは「初戦から自分のもてる力を全力で出して戦う」。硬式テニスの(齋藤君2年)からは「今までの練習の成果を出しきる」との宣言がありました。
両部の健闘を祈ります!
企業研究所訪問研修発表会(1年生) 【令和5年11月22日】
10月18日(水)に実施された企業研究所訪問研修のプレゼンテーション資料を作成し、各クラスで4名を1グループとして、5分を目安に発表しました。
発 表 の 様 子 メモ用紙
生徒の感想(抜粋)
・企業訪問研修では、普段の学校生活では学べないことを多く学ぶことができた。また発表会では、自分の伝えたいことを言語化する難しさを痛感したが、友達からさまざまなフィードバックももらえたので勉強になった。
・企業訪問研修では事前準備の大切さを学びました。来年度のフィールドワークでは事前準備をしっかり行いたい。
・企業訪問をしたことで、将来やりたいことと来年度の個人探究でやりたいことが明確になりました。
群馬大学ウクライナ学生等による探究講演会 【令和5年11月16日】
群馬大学のウクライナ学生3名(アンドリアナ先生・マリア先生・ポリナ先生)と研究員であるアデリナ先生をお招きして、『 美しい我が故郷 ウクライナ 』という演題でご講演をいただきました。
昨今のウクライナ情勢等の映像を交えて、英語で分かりやすくお話をしていただくとともに、数多くの質疑にもご対応いただきました。
講 演 の 様 子
生徒の感想(抜粋)
・自分が想像していたより身近な場所で空爆が起きていてとても大きな恐怖を感じた。今はあまりニュースでは報道されていないが、今回学んだ内容を、人々に伝えていきたいと思いました。
・ウクライナの現状はあまり良い状況ではないことを痛感した。それに加え、思っていた以上に辛い状態となっていたため、悲しさと憤りを感じることとなった。もっとウクライナについて知りたいと思った。
・自分が想像していたよりも現状は悲惨であり、更にはウクライナだけでなく、別の地域でも戦争が始まってしまい、今、高校生である自分にはできることは少ないかもしれないけれど、自分に出来ることを頑張っていきたいと思った。
・現地で爆撃が実際に起こる映像を見て、戦争の恐ろしさを感じた。ウクライナの学校も多く被害にあっていたり、子供が誘拐されたりする事実は知らなかったので驚き、子供の将来が奪われることに憤りを感じた。
・ウクライナの人々が、一刻も早く元の平和な母国が戻ってくることを期待しているのを見て、自分たちも他人事ではないのだという問題意識が芽生えた。
・自分にできることを探して、少しでもウクライナの支援ができたらいいなと思う。
・よくニュースで耳にするのは戦争に関することばかりで、ウクライナの美しい部分などは知りませんでした。しかし、今日の講演は、戦争のことが主でしたが、自分が気になっていたウクライナの美しい部分も知ることができた。
10月18日(水)に、企業研究所訪問を実施しました。
「21世紀の担い手」として今後の社会をリードする人材となるため、21世紀における持続可能な企業・仕事のあり方を探究しました。訪問先では、見学や施設案内、インタビュー(経営者、社員)、就業体験等を行いました。100社を超える企業・研究所にご協力いただきました。
株式会社SUBARU様に訪問した生徒 インタビューの様子
生徒の感想(抜粋)
・このような機会があることで、世の中の多くの企業や職種などに目を向けることができて面白かった。そして、学校の外に出て企業の方々と話をできて、とてもいい経験になったと思います。
・自分の行きたい企業に行けるので、行動力も向上し、より関心を持つきっかけになると思うので、このような体験をどんどんしていきたい。
・ビジネスマナーや礼儀など学習以外の学びを得られたので、良い経験になりました。
・普段企業で働く人と接することはなかなか無いので、良い経験ができる機会だと思う。
・自分の引っ込み思案なところを企業訪問を通して克服できた。
・会社に「21世紀の仕事のあり方」について聞くと、「私達の会社はもう日本だけでするつもりはありません。地球でとどまるつもりもなく、宇宙規模で仕事をするつもりです」と答えていただき、日本での仕事を想像していた自分は、すごく視点が広がりました。
・自分がネットで調べるだけではわからないような企業の詳細や、これから先さらに成長し、活躍していくために目指している企業像など、直接聞かないと知ることができないないようなことを知ることができてよかったです。加えて、自分が用意していた質問からどんどん広がり、貴重な話をたくさん聞くことができたので、質問をたくさん考えておいてよかったと思いました。
・色々なことが初めて(例えば電話でのアポ取り、メールでの連絡、長時間のインタビュー)で緊張したけど、諦めずにチャレンジすることの大切さを学んだ。
・もっと入念に質問などの準備をしていればよかった。
2学期中間考査終了後に、リモートにて水泳、陸上競技、アーチェリー、テニス、山岳、軟式野球の各部および数学コンテストで受けた表彰の伝達式が行われました。何事にも全力で、チャレンジ精神旺盛な太高生の偉大な成果に大きな拍手がおこりました。続いて、関東・関東選抜・全国の各大会へ出場する軟式野球、アーチェリー、山岳の各部に対し、壮行会が行われました。教頭先生からは、「文武両道の教育目標を実践している選手達は、本校の誇りです。上位大会での健闘を祈っています。」と激励の言葉をいただきました。その後、応援団指導で全校生徒から熱いエールを送りました。各部の選手の皆さんの健闘を祈っています。
・軟式野球部 第64回秋季関東地区高校軟式野球大会(10/23~)
・アーチェリー部 第42回関東選抜大会(11/18.19)
・山岳部 第13回全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会(12/24~)
表彰伝達 |
選手たちの決意表明 |
応援団からのエール |
個人探究中間発表会(2年) 【令和5年10月4日】
2年生は「フィールドワークの経験を踏まえた探究過程を1年生に伝えること」を、1年生は「2年次で行う探究・フィールドワークのイメージをもつこと」を目的に実施しました。
2年生2名+1年生2名の計4名を1グループとして、2年生は4分を目安に、1年生2人に対してグループを換えながら複数回発表しました。
発 表 の 様 子 生徒のメモ用紙
生徒の感想(抜粋)
1年生
・先輩方の体験談を聞くことにより、来年自分がどのようにして探究・フィールドワークを進めていくかをイメージすることができた。
・フィールドワーク前の事前準備がすごく大切であると学んだ。
・先輩の行動力や発表のクオリティに感動した。
2年生
・発表を通して、自分の探究に不足している点に気付くことができた。
・1年生の質問から新たな発見があり、マイプロジェクトアワードに向けての改善点を見つけることができた。
・1年生が発表を熱心に聞いてくれていたので、うれしかった。
9月20日から3日間、令和5年度球技大会が行われました。今回もバスケットボール、バレーボール、サッカー、卓球、テニス、ソフトボールの6競技をクラス対抗トーナメント方式で行い、終始熱戦が繰り広げられました。残暑厳しい3日間になりましたが、「ルールを守る」「楽しむ」を合い言葉に、一戦一戦を一生懸命に戦う生徒の姿はいきいきとして美しかったです。スポーツマンシップに則り、正々堂々と競技を行う中で、クラスの絆を深めることができた球技大会となりました。
《 総合成績 》
優勝 3-4 準優勝 3-1 3位 2-3、3-5
また、閉会式後に、テニス、陸上競技、柔道の各部の国民体育大会・関東大会出場に対し、壮行会が行われました。選手たちの「文武両道の校風のもと、身につけた力を全力で出し切る」との言葉に、大きな声援がおこりました。
探究活動セミナー(太田高校OBらによる講演会)(1年) 【令和5年9月6日】
太高OBら11名が来校され、生徒は2名のOBから講義を受けました。様々な分野の第一線で活躍する本校OBらの話を聴くことで将来像を獲得するとともに、双方向のやり取りを通じて、自己の在り方・生き方を深く考え、キャリアを選択する際の「自分の軸」を見つめられる機会になりました。
講 演 の 様 子 生徒のメモ用紙
生徒の感想(抜粋)
・世の中には自分の知らない世界で積極的にこの地球をより良くしようと考えている人がいると知りびっくりした。「私たちは地球市民」という言葉がひびいた。
・後悔のない選択をすることが重要だということがわかったので、自分の感覚を信じて他の人に簡単に流されないようにしっかりと自身の考えを持って生活しようと思った。
・「自分のできること」と「自分のやりたいこと」が重なることを、探すことが大切だと聞いて、自分は自分のできることを増やしていきたいと思った。
・主に3つの大切な意識を教えていただいたが、その中の「新しいことにチャレンジする」ということが印象に残った。成功の反対は、失敗ではなく「挑戦しないこと」という言葉に感銘を受けた。プラス思考を持ち、どんな小さな成功でも喜び、成功体験を積み重ねていこうと思った。
夏休み中に、本校2年生が「総合的な探究の時間」の授業の一環でフィールドワーク(以下FW)を行いました。 生徒それぞれが「自らが創造したい社会の実現のための仮説」という視点で個人テーマを設定し、その分野のスペシャリストの元へ訪れる企画です。 200カ所以上のFW先(一般企業、大学、研究機関、公的機関、個人の方等)に協力をして頂きました。 お忙しい中、本校の教育活動にご協力して頂いた方々へ、あらためて感謝申し上げます。
【FWの様子(抜粋)】
JAセンターさかい 様 株式会社人機一体 様 尾島デンタルクリニック様
アマノフーズ(アサヒグループ食品)様 群馬クレインサンダース事務所 様オープンハウスアリーナ太田 様
【FWの一例 剱持 寛人 君 FW先 JAセンターさかい】
私は、農家の減少や食料自給率の推移を知って日本の農政に興味を持ちました。 農業の現状などについて、生産者がどう考えているか知りたいと思い、若手の元気な農家を調べている中で、JAのアレッタ生産者の代表を務める手嶋裕一さんに連絡をしました。
そして8月17日、JAセンターさかいで、JA佐波伊勢崎境地区の生産者の手嶋裕一さん・清仁さんに農業に関する聞き取り調査を行わせて頂きました。 さかい営農センター長様や園芸販売課長様も同席して頂き、生産者および現場の声を伝えて頂きました。 聞き取りは1時間以上にわたって行われ、国の補助金制度の満足度や野菜に高付加価値をつける工夫、今後の理想の農業についてなど、様々な質問を手嶋さんやJA職員の方々に答えて頂きました。 手嶋裕一さんは「将来の農業ビジョンを聞いてくれて嬉しい。高校生の若い力で農業のことを広めていってほしい」と話してくださいました。
私は、自分の興味があることを図書館に行って調べるとともに、学校を飛び出して有識者に質問したことが、自分の中で本当の『勉強』をしていると感じました。 1年生のときの企業訪問では友達に頼ってしまったけれど、今回は電話でアポイントメントを取るところから全て一人で行動し、勉強以外の面でも成長できたと感じました。
【生徒の感想(抜粋)】
中村 友哉 君 FW先 アマノフーズ(アサヒグループ食品)様
社会で活動する大人と関わることで、目上の人との失礼のない接し方や、商品開発の裏側など、普段知ることができない「社会で働く」ことの大変さを知ることができました。
岡部 穣生 君 FW先 群馬クレインサンダーズ事務所様、オープンハウスアリーナ太田様
自分が研究したいと思っていたテーマについて、実際にプロの現場で働く人に聞いたり、現場を見学したりして自分の考えが深まりました。 興味や関心がより高まり、自分の将来に活かせるとても貴重な経験になりました。
岡西 詩生 君 FW先 尾島デンタルクリニック様
手先を使う仕事であるが、それと同時に患者さんとのコミュニケーションがすごく大切であることを知ることができました。 自分の興味のある分野についてのフィールドワークで、自分の将来につながる良い機会になりました。 すごく有意義な時間でした。
長竹 大和 君 FW先 株式会社人機一体様
自分が創造したい社会に必要なことを、実際に実験、開発している人に聞くことができて、問題点や課題点、なにが必要なのかを詳しく知ることができました。
2学期始業式終了後、令和5年度第42回関東高等学校弓道個人選手権大会に出場する大石椋矢(2年)さんの壮行会が、会議室からオンラインでおこなわれました。
校長激励のことば 生徒会長の激励のことば 選手決意表明
第42回関東高等学校弓道個人選手権大会に出場する大石さんに、「弓道は体力だけでなく精神力、集中力を必要とする競技。また、弓道は他の競技と異なり対戦相手は自分である。 日々の練習で得た技術を信じ、最大のライバルである己との戦いを楽しんでください。」 と校長先生より激励のことばがありました。 次に生徒を代表し、生徒会長より太田高校の代表として戦う大石さんへの激励のことばがありました。
大石さんからは、太田高等学校の部長として、また群馬県代表として『真・善・美』の高い指標を忘れずに戦いたいとの表明がありました。
応援団によるエール
なお、大会は9月10日(日)に明治神宮にておこなわれます。 大石さんの健闘を期待します。
「SAH協力校」になりました。